2020/07/23 20:08




1994年公開のアメリカ映画、Reality Bites(リアリティ・バイツ)。
主演は、Winona Ryder(ウィノナ・ライダー)と Ethan Hawke(イーサン・ホーク)、またコメディ俳優として有名な Ben Stiller(ベン・スティラー)の初監督作品です。本人も主要キャストとして登場しています。
若者たちの恋や友情を描いた青春映画の傑作。各々が理想と現実と向き合い葛藤する様子がうまく描かれています。



また劇中に使用されている音楽も、The Knack(ザ・ナック)、Lisa Loeb(リサ・ローブ)、Dinasour.Jr(ダイナソーJr.)に U2(ユートゥー)、Lenny Kravits(レニー・クラヴィッツ)と素敵な曲ばかり。また Lisa Loeb の「Stay (I missed you)」は、2014年に放送された日本ドラマ「若者たち2014」にて、長澤まさみが弾き語りでカバーするシーンもありました。
当時、イーサン・ホークの劇団に所属していたリサ・ローブを、映画にピッタリだからとベン・スティラーやプロデューサーに紹介したところ劇中歌として使われることに。結果的に映画の反響もあってレコード会社と未契約のまま、ビルボードシングルチャートで1位を獲得したというエピソードがあります。



この映画に関しては、ストーリーや音楽はもちろんですが、とにかく全盛期のウィノナ・ライダーがとてもかわいく、そこに注目するだけでも十分観る価値のある映画だと思います。イーサン・ホークもめちゃめちゃ渋くて、この二人を主役にした時点でこの映画は成功だったのではないでしょうか?また一瞬ですが、「Bridget Jones’s Diary(ブリジット・ジョーンズの日記)」などの映画で有名な Renée Zellweger(レネー・ゼルウィガー)も出演していたりと見どころはたくさんです。



2019年には公開25周年を記念した上映会がニューヨークで行われていました。20年以上たっても色褪せない、個人的にも大きく影響を受けた90年代を代表する大好きな映画、大変おすすめです。

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