2020/08/09 20:29
2009年公開のアメリカ映画、Whip It(ローラーガールズ・ダイアリー)。
主演は Ellen Page(エレン・ペイジ)、また「Charlie's Angels(チャーリーズ・エンジェル)」や「50 First Dates(50回目のファーストキス)」で知られる女優 Drew Barrymore(ドリュー・バリモア)の長編映画監督デビュー作です。アメリカの有名な司会者 Jimmy Fallon(ジミー・ファロン)も出演しています。
田舎で暮らす女の子がある日ローラーゲームと出会い、母親が自分に求める理想とは全く違う世界に魅了されていく青春ガールズコメディ。
日本ではマイナーなイメージのあるローラーゲーム、映画の題材としても珍しい印象ですが、ルールなどがわからなくても十分楽しめる作品になっています。一人一人の選手にはプロレスのようなリングネームならぬリンクネームも付いていたりとなかなか面白い。映画ではありますが、劇中の試合自体もスポーツとして十分楽しめます。日本にも昔、東京ボンバーズというチームがあったそうです。
音楽も、Peaches(ピーチズ)、The Ramones(ラモーンズ)、The Breeders(ザ・ブリーダーズ)、The Ettes(ジ・エッツ)に、Weezer(ウィーザー)、Clap Your Hands Say Yeah(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー)、38 Special(38スペシャル)と様々。いろんなジャンルの音楽が使われているので、サウンドトラックもおすすめですね。特にローラーゲーム中の音楽は気分が上がります。
(ちなみにWeezerはオリジナルサウンドトラックには収録されていません。)
エレン・ペイジのなんだか冴えない、どこにでもいるような女の子感は彼女の魅力だと思います。監督であるドリュー・バリモア本人も出演しており、映画の主要キャラとして演じているのも見どころ。個人的には彼女の笑い方がツボです笑
ちょっとへこんだ時なんかに観るのもおすすめですね。映画を見終わった後にはきっとローラースケートをはじめたくなる人も、、、、、一人くらいいるかもしれません。