2020/08/14 20:22




2013年公開のフランス映画、L'Écume des jours(ムード・インディゴ うたかたの日々)。
主演はフランスで絶大な人気を誇る Romain Duris(ロマン・デュリス)と、「Le Fabuleux Destin d'Amélie Paulain(アメリ)」や「The Da Vinci Code(ダ・ヴィンチ・コード)」の Audrey Tautou(オドレイ・トトゥ)。
監督は、Bjork(ビョーク) や Radiohead(レディオヘッド)、The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)など数多くのミュージシャンのMV製作を手掛け、「Eternal Sunshine of the Spotless Mind(エターナル・サンシャイン)」などの作品で知られる Michel Gondry(ミシェル・ゴンドリー)です。



映画は、フランスの作家 Boris Vian(ボリス・ヴィアン)による1947年の小説「日々の泡」を基に作られていて、恋愛下手な男が「クロエ」という女性に出会い恋をする、甘く切なくそして悲しい物語です。全体を通してファンタジー要素の強い描写が多く、リアルとはかけ離れたストーリーではあるものの、ミシェル・ゴンドリーの世界観が存分に味わえる作品になっています。



ハッピーな感情だったり、笑える要素、幸せな瞬間や、絶望、悲しみ、それらがあらゆる表現方法でこれでもかと映し出されます。ミシェル・ゴンドリー色が非常に強いため、思わずストーリーとは違う部分に注目し過ぎてしまいそうになったり。そういった面で、もしかしたら好き嫌いがはっきり分かれる映画(監督)かもしれません。ちなみに日本でも同じ小説を題材にした、「クロエ」という映画が、永瀬正敏とともさかりえの主演で2001年に公開されているようです。



それにしてもこの監督の頭の中はどうなっているんだろう。一体何を見て、何に影響を受けて、こうなったのか、、、。生まれ持ったものなのか、というか天才なのか。頭に浮かんだ発想を映像に変換する作業には、きっと膨大な時間と緻密な製作過程が必要なんだろうと容易に想像がつきます。映画だけでなく、MVやCMなどなど、オリジナリティあふれるミシェル・ゴンドリー作品。色々なアイデアが詰まっているので、クリエイティブなものに関する何かヒントが欲しい時に参考になるかもしれませんね。